花編み
このページでは、ビーズアクセサリー作りの基本的なテグス運び【花編み】を画像付きで解説しています。
５つや６つのビーズが、隣り合わせでまるでお花のように並び、かわいらしいモチーフつくりや、ビーズボールつくりに欠かせないテクニックです。仕組みを一度覚えると、様々なモチーフ作りに行かせる基本のテクニックです。また、癖になる編み方ですので、ビーズのハンドメイドが楽しくなります。
この【ビーズ花編み】を応用すれば、立体的で複雑な大きな作品作りも可能です。
ビーズの色やサイズ、一度に通す粒数などを変えて、オリジナルの作品作りをお楽しみください。
花編みメニュー
ぐるりと花の輪をつなぐ『花編み』
図は解りやすくビーズやテグスに隙間があったり、テグスの色を変えていたりしますが、実際はテグスを引き締めながら編み進めます。
tech1
テグスの中央にビーズを１つ通します。
tech2
左右のテグスに、ビーズを２コずつ通します。
tech3
新たな１コで、テグスを交差します。
tech4
片方のテグス（青）に、ビーズを５コ通します。
tech5
tech4で、最後に通したビーズにテグス（赤）を交差し、tech2で通したビーズにテグス（青）を、図のように通す。
tech6
tech4と同様に、新たなビーズを４コ通し、４コ目のビーズで交差し、最初のビーズを拾う（再び通す）。を繰り返して、tech3でつくった「ビーズ6コの輪」をぐるりとひろいながら編み進みます。
図は、４コ目の輪を作ったところまでです。
tech7
同様に５コ目の輪を作ります。
tech8
同様に６コ目の輪を作ります。
tech9
ぐるりの最後は、新たなビーズを３コ追加し、３コ目のビーズでテグスを交差します。 tech4で通したビーズを、テグス（赤）でひろい（通し）ます。
これで、ぐるりと一周花編みができました。
tech10
さらに、もうひとまわり花編みをする際も、４コ新たにビーズを通て交差し、すぐ横のビーズを拾う（通す）を、繰り返すことで、どんどん大きな花編みのシートに仕上がります。
（これまでに通したビーズは色を変えてます。）
常に６粒の輪を作ることと、輪を追加しおえたらすぐ隣のビーズを拾うことを意識すれば、同じ手順の繰り返しです。
『基本の8の字(交差)編み』を参考にテグスの始末をします。
POINT
テクニックでは、６コのビーズを使った基本の花編みをご紹介しましたが、ビーズ５コで作る輪で、同じように編むと、自然と球体になり、花編みのビーズボールを作ることが出来ます。
縦横にお花の輪をつなぐ『花編み』
tech1
基本の8の字編み（交差編み） を参考に、６コずつの輪がつながるように、図のように編みます。
tech2
テグス（赤）へ１コビーズを通します。
テグス（青）へ４コビーズを通します。
※これは、次の段で幅を広げる場合のビーズの通し方です。
tech3
tech2で、テグス（青）に最後に通したビーズで、テグスを交差します。
※これは、次の段で幅を”ひろげる”際のテグスの交差位置です。
tech4
テグス（赤）に５コビーズを通します。
tech5
tech4で最後に通したビーズでテグスを交差し、１段目のビーズ２コを、テグス（赤）で、図のようにひろい（通し）ます。
tech6
常に、ビーズ６コの、お花のような輪が出来るようにビーズを追加していき、テグスの交差や、１段目のビーズをひろいながら、図のように編みます。
tech7
１段目の端まで、編み進んだら、テグス（青）にビーズを４コ通します。
※これは、次の段で幅を”せばめる”際のテグスの交差位置です。
tech8
tech7で、最後に通したビーズでテグス（赤）を交差します。
テグス（青）で、隣のビーズを１コひろい（通し）ます。
POINT
幅を大きくするときは、tech2のビーズ（いちばん端）でテグスを交差し、小さくするときは、tech8のビーズ（端から１つ内側）で、テグスを交差します。
tech9
テグス（赤）に、ビーズを４コ通します。
tech10
tech9で、最後に通したビーズでテグス（青）を交差します。 ２段目のビーズ２コを、テグス（赤）でひろい（通し）ます。
tech11
同様にビーズを追加しながら、２段目のビーズをひろい、交差します。
ビーズ６コずつの輪になるように編み進めます。
『基本の8の字(交差)編み』を参考にテグスの始末をします。
POINT
常に「ビーズ６コの輪」を意識しながら、ビーズを追加し、ひろい、交差するの繰り返しです。慣れてくると、自由自在な形作りができるようになります。 同じ大きさ・形のビーズ６コだと、平面のシートを作れます。また、一度に通すビーズを２コや３コにするなどのアレンジで、より複雑な花編みができます。