丸リング(丸カン)・小判リング(Cカン)の開閉
丸リングや小判リングは、ハンドメイドのアクセサリーには欠かせない金具です。基本的な使い方を写真で解りやすくご紹介しております。また、便利なツールも掲載しておりますので、素敵なアクセサリー作りにお役立て下さい。
丸リング・小判リングの使い方 メニュー
丸リング・小判リングとは
円形のものを“丸リング”、楕円形のものを“小判リング”とよびます。
アイピンを通したビーズやパーツをつないだり、マンテルやクラスプなどの留め具をつないだり、頻繁に使用する基礎金具です。
ビーズやパーツとの組み合わせだけで無く、リングだけを巧みにつなぎ鎧を作る「チェーンメイル」のテクニックが、昨今ではジュエリーに生かされるようになりました。つなぎ方によって様々な模様が楽しめます。
また、レザーコードを“かしめる”際にも使用されます。
名称や呼び方は、言語や製造メーカーによって様々ですが、丸リングは丸カン、小判リングはCカンと呼ばれる事もあります。外形や太さ、カラーがさまざまにありますので、デザインに合わせて選びましょう。
動画で覚える開閉方法
丸リングの開閉方法を YouTubeでご覧頂けます。
プライヤーを使用する方法
tech1
両手にプライヤーまたはラジオペンチを1本ずつ持って、輪の両端をつかみ、前後にずらす様にして開きます。
tech2
閉じる時はtech1をそのまま元に戻し、閉じます。
POINT
丸リング・小判リングの切れ目を、隙間無く閉じないと、パーツが抜けてしまう事があるので注意してください。
リングの開閉に便利な工具
丸リング・小判リングの開閉には、先が細くつまむことができるプライヤーやラジオペンチを2つ使用します。同じプライヤーを用意する必要はありません。小さなリングをつまむことが出来れば、異なる工具2本でOKです。
小さくて細いリングの開閉には先の細いプライヤーを、太くて強度のあるリングの開閉には、リングの太さや強度に合わせて選びましょう。
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テクニック画像では「先細プライヤー」を2本使用しております。
指カンを使用する方法
tech1
指カンの溝の太さに合う位置に、丸リングまたは小判リングを差し込み、プライヤー等で輪の切れ目部分を前後にずらす様にして開きます。
閉じる時は、そのまま元に戻して閉じます。
ビーズファクトリーの「指カン」
ビーズファクトリーでは、株式会社MIYUKIの指カン(H809)を取り扱っております。適度な重厚感があり、とてもしっかりしています。様々なリングの太さに対応できるよう、5種類の溝が用意されています。
「指カン」を装着する指は特に決まっておりませんが、利き手でない方の指に装着し、利き手でプライヤーなどの工具持ち、使用すると良いでしょう。
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