リング(丸カン)でコードをかしめる
丸リングや小判リングは、ハンドメイドのアクセサリーには欠かせない金具です。ビーズやパーツを使うほかに、レザーコードをかしめることもできます。このページでは、写真で解りやすくご紹介しております。
丸リング・小判リングの使い方 メニュー
丸リング・小判リングとは
円形のものを“丸リング”、楕円形のものを“小判リング”とよびます。
アイピンを通したビーズやパーツをつないだり、マンテルやクラスプなどの留め具をつないだり、頻繁に使用する基礎金具です。
ビーズやパーツとの組み合わせだけで無く、リングだけを巧みにつなぎ鎧を作る「チェーンメイル」のテクニックが、昨今ではジュエリーに生かされるようになりました。つなぎ方によって様々な模様が楽しめます。
また、レザーコードを“かしめる”際にも使用されます。
名称や呼び方は、言語や製造メーカーによって様々ですが、丸リングは丸カン、小判リングはCカンと呼ばれる事もあります。外形や太さ、カラーがさまざまにありますので、デザインに合わせて選びましょう。
丸リングでレザーコードをかしめる方法
tech1
プライヤー、又はラジオペンチで、リングのつなぎ目を上下に開き少しずらします。
POINT
リングを開く際、開きすぎるとうまくかしめられませんので、巻き付けた時に、隙間が出来ないようにリングの太さと同じくらいずらします。
tech2
止めたいコードをリングに通し、コードを折り返して再びリングに通します。
(デザインによってはコードを2本通す場合もあります。)
tech3
ラジオペンチでリングの両サイドを押さえるようにしてかしめ、一度に潰しきってしますのではなく、リングがコードに巻き付く用に調節しながらかしめていきます。
tech4
ラジオペンチで上下から押さえ、きっちり固定します。
POINT
止めるコードの太さや種類によって、リングのサイズや種類も変えましょう 。
便利な工具
丸リング・小判リングの開閉には、先が細くつまむことができるプライヤーやラジオペンチを2つ使用します。同じプライヤーを用意する必要はありません。小さなリングをつまむことが出来れば、異なる工具2本でOKです。
小さくて細いリングの開閉には先の細いプライヤーを、太くて強度のあるリングの開閉には、リングの太さや強度に合わせて選びましょう。
かしめる(つぶしてしっかり止める)場合にはラジオペンチがおすすめです。
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テクニック画像では「先細プライヤー」2本と「ラジオペンチ」を使用しております。