スクエアステッチ

ビーズが方眼の目のように縦横に並んだ模様のステッチです。
一粒ごと下の段のビーズを拾い編み返すので、硬くしっかりします。
『基本の作り方』だけで、四角いシートができあがり、まるで絵を描くように、ピクセルデザインを楽しむことが出来ます。
『増目』『減目』 もでき、様々なシルエットでの作品作りが楽しめます。 

使用するビーズに特別に決まりはございませんが、色数も多く美しく並ぶ「MIYUKIデリカビーズ」や「MIYUKIスクエアビーズ」が、おすすめです。

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動画(アニメーション)で覚えるスクエアステッチ

編み図で覚える『基本の作り方』

「スクエアステッチ」の基本テクニックです。
四角いシートが出来上がります。

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1段目のビーズに通します。
2段目のビーズを新たに通してから、 1段目のビーズを拾って引きしめながら 編み進めます。

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端まで編み終えたら、1段目、2段目 のビーズを拾ってから、次の段を編みます。
次の段からも1段編むごとに終わりに 同様に1段分のビーズを拾って次の段を編みます。
作り方によってはこれを省きます。

『増目』2種類の作り方

『増目』は、「スクエアステッチ」の作品を凹凸のデザインにする際に使用します。
後述の『減目』と併せて、作品作りをします。

「スクエアステッチ」の『増目』には、2種類あります。

  • 1.【順目】糸を出す方向へ『増目』したい時
  • 2.【逆目】糸を出す反対へ『増目』したい時

1段毎に、糸終わりの向きが代わりあいます。
『増目』をする段の”糸の向き”に合わせて、使い分けをしましょう。

1.【順目】糸を出す方向へ『増目』したい時

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糸を通す向きに沿った『増目』なので、『基本の作り方』とほぼ 同様の編み方で『増目』が出来ます。
糸が出た方向にビーズを足します。

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次の段を編みます。
反対に糸が出た場合も、ビーズを足し図のよう編みます。
必ず2段分*『増目』します。

* 1粒だけの『増目』は、【応用】1粒だけの「増目」の作り方に掲載しています 。

【例:順目で2コ『増目』したい場合 】

糸が出た方向にビーズを2コ、足します。
反対に糸が出た場合も、ビーズを2コ足し、図のように編みます。

【例:順目で3コ以上『増目』したい場合 】

糸が出た方向に、増やしたい数のビーズ足し、図のように編みます。

2.【逆目】糸を出す反対へ『増目』したい時

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逆目での『増目』は、 糸を通す向きとは逆なので、先に次の段を編み進めます。

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端まで進んで、下の段の『増目』をします。
必ず2段分*『増目』します。

* 1粒だけの『増目』は、【応用】1粒だけの「増目」の作り方に掲載しています。

【例:2コ『増目』(逆目)したい場合 】

先に次の段を編み進め、その下の段にビーズを2コ図のように足します。

【例:3コ以上『増目』(逆目)したい場合 】

先に次の段を編み進め、その下の段に増やしたい数のビーズを、図のように足します。

『減目』の作り方

『減目』は、「スクエアステッチ」の作品を凹凸のデザインにする際に使用します。
先ほどの『増目』と併せて、作品作りをします。
『増目』に比べて、シンプルなテクニックです。

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『減目』する目に合わせて編み始めの位置まで糸を通し、移動させてから編み始めます。

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『基本の作り方』とほぼ 同様に、図のように編みます。
反対側を『減目』したい時は、ビーズを増やすのをやめ、次の段に進みます。

【例:2コ『減目』したい場合 】

2コ以上減らしたいときも同様に、”減らしたいところから糸を出し” ”減らしたいところまで編みます”

2個目の脇に糸が出し、次の段を編み進めます。(上図)
反対側の場合は、2コ手前まで編み(下図)
次の段へ進みます。

【例:3コ以上『減目』したい場合 】

減らしたい個数分、糸を通し戻し、ビーズの脇から、糸を出し次の段を編み進めます。(上図)
反対側の場合は、減らしたい部分まで編み(下図)
次の段へ進みます。

【応用】1粒だけの『増目』の作り方

1段のみの増目です。
通常の『増目』は2段セットで編みますが、デザイン上1粒だけ『増目』したい際にお使い下さい。

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増やしたい部分の、次の段を編み進めます。

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次の段を編み終え糸を通し戻す際に、ビーズを1コ足し、図のように編みます。

『玉どめ』の作り方

玉どめとは、糸端の始末の1つで、編んでいる糸(編地の糸)に結び付けて糸端がゆるまない様にする方法です。
残りの糸が短くなったら、「玉どめ」で糸始末をし、新しい糸で続きを作りましょう。

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編地の糸を針ですくい、針先に新しい糸を巻き付けます。

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針を上へ引き抜き、巻き付けた所がゆるまない様に押さえながら糸を引きしめると結び目が出来、玉どめの完成です。

糸始末のやり方

新しい糸を足すときや端始末をするときは、それぞれ糸端を編地のビーズに何度か折り返し通しながら玉どめをします。
余分の糸を切り、始末してください。
※穴の小さなビーズ使用の際など編地がゆるみにくい場合は、玉どめをしないで始末します。

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