ビーズステッチとは
ビーズステッチは、アメリカでオフルーム(織機を使わないビーズワーク)の名で親しまれているビーズ編みの技法で、主にシードビーズを使用します。
レンガを並べた模様のペヨーテステッチ・ブリックステッチやニシンの骨の並びに似たヘリンボーンステッチなど、ステッチにはたくさんの種類があります。
このビーズステッチは、アメリカでパッチワークやキルトと同様に長い歴史と伝統で受け継がれていたもので、古くから愛され、今も人気があります。
日本では、「ペヨーテステッチ」「シェイプドステッチ」、MIYUKIデリカビーズを使って作るストラップやチャームオブジェが人気を博しています。
ビーズステッチキットについて
ビーズファクトリーのビーズステッチキットに使用している副資材について、お客様から「ビーズステッチは、針と糸でするものではないの?」というお問い合わせを頂いたので、ビーズファクトリーとしての考えをご説明させて頂きたいと思います。
最近注目されている“ビーズステッチ(オフルーム)”は、アメリカでは以前から、織機を使用する“ビーズルーム”に対して、織機を使わないビーズワーク“オフルーム”として親しまれています。
日本では一般的に、ビーズステッチは「針と糸で作る手法」とされているようですが、私共としては必ずしもそうとは考えていません。
ビーズステッチというのはその名の通り、針を使ってビーズを一粒一粒編んでいく手法です。それぞれの用途に合わせ、細い糸、太い糸、テグスなど、作品の仕上がりに最も適した副資材を使用するようにしております。しなやかさを出したい時、しっかり張りを出したい時、またビーズの色の見せ方に応じてそれぞれ副資材の使い分けをしています。
私共としましては、ビーズステッチもビーズクラフトの一つとして、今までも、そしてこれからも素敵な作品を作るための一つの手法として、取り入れていきたいと考えています。