チェーンに金具【チェーンの端の処理をする】

ネックレスやブレスレット、イヤーアクセサリーの手作りに欠かせないテクニックをひとつご紹介します。
アクセサリー作りの基本となる、 「 チェーン」を、留め具などの金具に取り付ける方法です。
このページでは、普通のチェーンのつなぎ方から、ホールのないチェーンの使い方まで、写真付きでご紹介しています。
ハンドメイドのアクセサリー作りでは、「 チェーン」に「引き輪」や「アジャスター・板カン」を取り付けることってよくありますよね。できるようになれば、お気に入りのアクセサリーが壊れた際の修理にも役立ちますよ。思ったよりも簡単なので、覚えておくと得ですね。

チェーンと金具のつなぎ方 メニュー

使用する工具

この工程では、チェーンをカットする工具と、つなぐ丸リング(丸カン)を開く工具を使用します。

チェーンと金具のつなぎ方

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ニッパーや万能バサミを使い、チェーンを必要な長さよりも輪を1つ長めに切り、切った輪は取り除きます。

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チェーンの先端になる輪に小判リングや丸リングを通し、そこへ引輪やアジャスター等をつけます。

丸リング・小判リングを開閉する

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チェーンの先端の輪が小さく金具が通らない場合は、目打ち棒で輪を広げれば、金具が通りやすくなります。

ホールのないチェーンのつなぎ方

「チェーン」といっても、様々な種類があります。デザインによっては「丸カン」や「小判リング」などの基礎金具が通らないものもあります。

K1515(G/S)は、太さが0.8mmの大変細いチェーンですので、ボールチップと、つぶし玉を使用し、金具パーツを繋ぐことが出来ます。

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チェーンの端をボールチップに収まるくらい残し、つぶし玉をつぶします。

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ペンチやプライヤーで、ボールチップを閉じます。

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ペンチやプライヤーで丸める。これで、「引き輪」や「板カン」、「ピアス金具」などにつなげることができます。