シードビーズのご紹介

シードビーズの製造工程

シードビーズができるまでの流れをご紹介します。

1. ガラスを作る ~原料調合、溶解~

  • ガラスを作る1
  • ガラスを作る2

硅砂、ソーダ灰、石灰等のガラス原料に着色原料を混ぜて調合し、
ガラスの溶融炉で約1400℃位の温度で加熱溶解し、ガラスの生地を作ります。

2. ガラス管を作る ~管引~

  • ガラス管を作る1
  • ガラス管を作る2
  • ガラス管を作る3
  • ガラス管を作る4

溶けたガラスを製管用の坩堝に移し、中央に空気を吹き込みながら管引き機で引っ張り、ガラスの管を作ります。
タラシ坩堝の底の穴の形によって、丸、三角、四角などガラス管の形状が決まります。

3. ガラス管を短く切る ~切断~

  • ガラス管を短く切る

細長いガラス管を高速で回転する専用切断機で、ほぼ同じ長さに切断します。

4. 切断品を焼いて形を丸くする ~元焼~

  • 切断品を焼いて形を丸くする

切断品を木炭の粉と混ぜて約700℃位の温度で加熱し、切断品の角を溶かして丸いビーズを作ります。
(写真:ガラスが高温で焼けている様子)

5. 洗浄 ~元焼洗浄~

木炭の粉を洗い落とします。

6. ビーズの表面のツヤ出しをする ~仕上げ~

  • ビーズの表面のツヤ出しをする

洗浄されたビーズは表面がスリガラス状になっています。
表面をなめらかにすることで、きれいなツヤのあるビーズに仕上げます。
表面加工しないビーズはこの段階で製品として出荷されます。

7. ビーズの表面に加工を施す ~加工~

  • ビーズの表面に加工を施す1
  • ビーズの表面に加工を施す2
  • ビーズの表面に加工を施す3
  • ビーズの表面に加工を施す4

仕上げされたビーズの表面や穴の中に、銀メッキ、着色、焼付け、ラスター、レインボー等の二次加工を行い、
様々な色調や光彩をもったビーズを作ります。

8. 洗浄 ~仕上げ洗浄~

  • 洗浄

加工中の汚れや加工後のビーズを良く洗浄、乾燥して最終製品とします。

9. 製品を包装し出荷する ~出荷~

  • 製品を包装し出荷する

製品は欧米、アジアを中心に世界各地に輸出されます。
また国内では、主に手芸店やビーズショップで販売されたり、刺繍や装飾材料として服飾、アクセサリー業界に出荷されます。