紺瑠璃の耳飾り
紺瑠璃とは、瑠璃色がかった紺色の意味で深い紫みの青色のことです。浴衣と合わせるアクセサリーを見つけるのはなかなか難しいですが、このイヤリングは、胡蝶蘭や浴衣の帯にも見える形が浴衣と相性バッチリです。同系色にまとめ、落ち着いた印象なので、フォーマルウエアにもピッタリですよ。
材料一括購入金額 \1,917+税(2021年8月6日現在)
ビーズ針はK2377、手芸用接着剤はH539がおすすめです。
- 難易度: ★ ★ ★
- 色味: ブルー系
- 金具の色味: シルバー
- サイズ: タテ:約3cm ヨコ約3.5cm
- 使用する道具: はさみ・ものさし・ビーズ針・ラジオペンチ・目打ち棒・ライター・手芸用接着剤・つまようじ
MIYUKI先生のポイント
グログランリボンの両端をライターで軽くあぶるとほつれ難くなります。また、ステッチをする際、糸を強く引きすぎたり、同じビーズに何度も糸を通すと、ビーズが割れることがありますので、ご注意ください。分かりやすくするために、イラストでは糸やテグスの色を変えています。パールにテグスが通し辛い時は、目打ち棒等で穴を少し大きくすると、通し易くなります。
※材料の一括注文は「材料をすべてカートに入れる」ボタンを押してください。レシピは含まれません。パソコンの画面でご確認いただくか、印刷してお使い下さい。
レシピ
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1 モノコードを60cmに切り、2本取りで針に通し、糸端を1回玉結びする。 グログランリボン(Z0043137/#78)を3.5cm×4枚に切る。(グログランリボンの切った端がほつれないようライターで軽くあぶる。) 切ったグログランリボンを図のように約8mm間隔で山折り谷折りに折る。 折ったグログランリボンの中心(◎)を2~3回縫い付け、しっかり固定して玉留めをし、2~3回糸を通してから糸端を切り、パーツA×2コを作る。
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2 1)でカットしたリボン2枚を、1)と同様に折り曲げ、中心を縫い付け、玉留めだけしておく。(糸始末せず、そのままに) 続けて、中心で折り曲げ、1)の縫い付けた部分から約2mm下部分で内側のリボンのみ2~3回縫い付け、しっかり固定して玉留めをし、2~3回糸を通してから糸端を切る。 下図のように形を整えたら、パーツB×2コの出来上がり。
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3 モノコード(K2332)〈以後、糸と略します〉を1mに切り、針に通す。 糸端から約20cm残し、ストッパービーズを通す(▲)。 続けて、デリカビーズを通し、ペヨーテステッチで下図のシートを編み、糸は残しておく(☆=編み始め ★=編み終わり)。
ビーズステッチの基本(ストッパービーズ・糸の足し方・玉留め)はこちら
ペヨーテステッチの技法はこちら -
4 パーツAに3)のデリカビーズのシートを巻き付けて、残しておいた糸でシートの両端をつなぐ。 ストッパービーズをはずし、糸端を始末したら、パーツCの出来上がり。 3)、4)と同様にしてパーツCをもう1つ作る。
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5 ワイヤー(H508)を25cm×4本に切り、パーツCはデリカビーズシートとリボンの間に通し、パーツBは1)の縫い目に引っ掛けるようにワイヤーを通す。 続けて、シャワー金具(K2607/S)にワイヤーを通し、裏側で1.5mmほどねじって、余分は切る。
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6 テグスを50cm×2本に切り、ツヤ消しパール(K335/6)を5)のシャワー金具に付ける。(◎編み始め・テグスの中心) テグスの終わり(★)は、適度に引きしめて2回固く結び、結び目に手芸用接着剤を付け、完全に乾いたら余分を切る。c (手芸用接着剤はつまようじを使うと付けやすいです。)
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7 イヤリング金具(K2607/S)の土台のツメを2カ所軽く折り曲げる。 6)のシャワー金具をはめ込み残りの2ヶ所のツメを倒し、固定して出来上がり。 (残りのツメを倒すとき、ビーズを割ったり、ワイヤーやテグスを切らないように注意してください。 また、ツメを折り曲げる時、布などを当てて倒すと傷がつきにくいです。)