錫色花のかんざし
錫色(すずいろ)とは、無彩色の銀色に近い明るい鼠色のことです。錫は銀白色の金属のことで高級な表現となっています。モノトーンの落ち着いた色合わせが、大人の女性にピッタリなかんざしです。グログランリボンとシルクリボンで作るお花がポイントのかんざしは、浴衣小物としても使えますし、普段のヘアセットにプラスしても素敵です。
材料一括購入金額 \3,703+税(2021年8月6日現在)
ビーズ針はK2377がおすすめです。
- 難易度: ★ ★ ★
- 色味: 黒・グレー系
- 金具の色味: イブシ
- サイズ: ヨコ約9.5cm タテ:約4.5cm(かんざし金具含む)
- 使用する道具: はさみ・ものさし・ビーズ針・プライヤー・先丸ペンチ・目打ち棒・ライター・グルーガン(H4618)
MIYUKI先生のポイント
グログランリボンの両端をライターで軽くあぶるとほつれ難くなります。シルクリボンは天然素材な為、燃えてしまうので、あぶらないよう注意してください。分かりやすくするために、イラストでは糸やテグスの色を変えています。コットンパールにテグスが通し辛い時は、目打ち棒等で穴を少し大きくすると、通し易くなります。
※材料の一括注文は「材料をすべてカートに入れる」ボタンを押してください。レシピは含まれません。パソコンの画面でご確認いただくか、印刷してお使い下さい。
レシピ
-
1 ティーピン(K553/I)に宇宙ビーズ(J1004/10)を通し、パーツAを作る。
ピン曲げの方法はこちら -
2 テグスを60cmに切り、丸大ビーズ(#401)、丸小ビーズ(#170)、ゾリデュオビーズ(F0175R/#2)、コットンパール(J681/6)を下図のように編む。(◎編み始め・テグスの中心) テグスの終わり(★)は、適度に引きしめて2回固く結び、近くのビーズ2~3個に通して、余分を切り、パーツBを作る。
-
3 シルクリボン(R45001/#6)を半分に切る。 モノコードを1mに切り、針に通し、糸端を玉結びし、リボンの端から中心(カットした部分)を10mm間隔で、リボン縁近くをなみ縫いする。 縫い終わったら、リボンが20cmの長さになるように糸を絞る。 続けて、縫い終わりからリボンを巻き付け、一周巻き付けたら縫い付け、一周巻き付けたら縫い付けを繰り返す。 最後まで巻き付けたらしっかり固定して玉留めし、2~3回糸を通してから、糸端を切り、バラの形に整えたらパーツCの出来上がり。
-
4 グログランリボン(Z0043135/#30)を3.5cmに切る。(グログランリボンの切った端がほつれないようライターで軽くあぶる。) 切ったグログランリボンを図のように約8.5mm間隔で山折り谷折りに折る。 モノコードを60cmに切り、2本取りで針に通し、糸端を1回玉結びし、折ったグログランリボンの中心(◎)を2~3回縫い付け、しっかり固定して玉留めをし、2~3回糸を通してから糸端を切る。 中心で半分に折り曲げ形を整えパーツDを作る。 同様にして、グログランリボン(Z0043134/#5)でパーツEを作る。
-
5 かんざし(K4627/I)にパーツA、Bを小判リング(K544/I)でつなぐ。
リングの開閉方法はこちら -
6 5)のかんざしにパーツC、D、Eをグルーガンで付けたら出来上がり。
グルーガンの使い方はこちら