1本針の織り方
ビーズ織りの基本~1本針で織る方法~
タテ糸を張り終えたら、いよいよ『図案』や『目数表』を見て、ビーズを織ります。
ビーズ織りのテクニックは、「1本の針を使う方法」と「2本の針を使う方法」があります。
ここでは、四角いシートを織るのに最適な「1本の針でシートを織る方法」を解説します。
「2本の針を使う方法」は、小冊子 デリカビーズ織り(H3660)に掲載があります。
1本針で織る手順
※手順の画像は旧型の伸縮型織機です。見た目は異なりますが技法は同じです。
tech1
左端のタテ糸に、はし糸を10cmぐらい残してヨコ糸を結ぶ。
tech2
1段目を織ります。
デリカビーズを横幅に必要な数だけ通して、タテ糸の下をわたる。
タテ糸の隙間1つにデリカビーズ1つずつを指で押し上げる。 ヨコ糸は、タテ糸の下をわたる。
tech3
指でビーズを押し上げながら、針をタテ糸の上から通し戻します。
この時、タテ糸を(tech2)で通したヨコ糸と挟む様に糸を折り返し通します。
tech4
はし糸と折り返したヨコ糸を1回結びます。
できあがり幅と織り幅を調整した後に、もう1回結びます。
tech5
図案を見ながら、ビーズを間違えないように通し、1段1段しっかり織る。
tech6
織り幅を一定にしながら、真っ直ぐに織り、シートが織り上がったらヨコ糸をタテ糸に2回結ぶ。
tech7
ヨコ糸はビーズの穴に適当に通し、始末する。
youtube で覚えるデリカビーズ織り
株式会社MIYUKIが公開しているデリカビーズ織りの動画です。
デリカビーズ織りテクニックMENU
ビーズアクセサリー作りとはひと味違う、上級者向けのビーズの技法。
形の整ったデリカビーズを使用し絵を描くように、デリカシートを作ります。
デリカビーズ織りをはじめる前に
小さなシート作りのタテ糸テクニック
手のひらサイズの作品作りに適したタテ糸のテクニックです。織機の大きさ(長さ)に収まる小さなシート作りには、1本の糸で、コンパクトにタテ糸を張ります。
大きなシート作りのタテ糸テクニック
織機より大きな作品作りに適したタテ糸のテクニックです。織機の大きさ(長さ)より大きなシート作る際には、切り分けた糸で長いタテ糸を張ります。