ストッパーを使って張ったタテ糸の始末の仕方
ビーズ織りのタテ糸の張り方は、大きく分けて2種類あります。
- １．止め棒を使い１本の糸でタテ糸を張る方法
→織機の長さで作れる小さな作品に向いています。 - ２．ストッパーを使ったタテ糸を張る方法
→織機の長さ(大きさ)より長い作品に向いています。
このページでは、ストッパーを使って張ったタテ糸の始末の仕方をご紹介します。
※伸縮型織機（LM21R）は、「蝶ネジ」が「花ナット」、「バネ付棒」は「糸かけ棒」になり、「巻棒」は「巻き取り棒」と表記されています。
ビーズ織り～ストッパーを使って張ったタテ糸の始末の仕方～
tech1
織り終えたら、ヨコ糸を端のタテ糸に2回結び、シート裏の端から針を入れ、よこ1列のビーズの中に通し、反対側の端から2コめのビーズに針を出し、引き抜いて糸を切ります。
tech2
蝶ネジをゆるめてシートを織機から外し、糸端を約15cm残してタテ糸を切ります。
tech3
右から2本めのタテ糸を針に通し、2段め以降のヨコ糸を5cmくらいすくいます。
※シートの大きさによってヨコ糸をすくう長さを調節してください。
tech4
よこのビーズの中に通し、端から2コめのビーズに針を出します。
※シートの大きさによってビーズの数を調節してください。
tech5
ビーズの際で糸を切ります。tech.3、tech.4を繰り返し、四隅以外のタテ糸を1本ずつ始末します。
tech6
四隅のタテ糸は端から2コ目のビーズに針を入れて、よこのビーズの中に通し(2～3cm)、tech.3、tech.4、と同様にして、ビーズの際で糸を切ります。
※シートの大きさによって、よこに通すビーズの数とヨコ糸をすくう長さを調節してください。
デリカビーズ織りにおける糸始末は、タテ糸の張り方によって異なります。
このページで紹介した糸始末をするタテ糸の張り方はこちら
デリカ ビーズ織りの技法をもっと知りたい
ストッパーを使用するタテ糸の張り方、ハブラシや定規の使い方は、デリカビーズ織り協会のお教室で教わることも出来ます。本格的にデリカビーズ織りを始めたい方は、お問い合わせください。
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株式会社MIYUKIが公開しているデリカビーズ織りの動画です。
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